100円回転寿司はそもそも無理がある
N君:
しかし、本当においしい寿司は高いし、注文も難しいですね。それを考えたらやっぱり回転寿司は気軽ですね。河岸:
うん、だから回転寿司が流行るのもわかるのよ。でも、そこでみんなが回転寿司を選んだら、
あの寿司職人さんたちは仕事がなくなってしまう。寿司職人は日本が世界に誇る伝統を伝える人たちでしょう。
あの人たちがクビになって、回転寿司のバイトに仕事を取って変わられるのは絶対におかしい。
N君:そうですね……。
河岸:
前回も書いたけど、そもそもモノには「適正価格」っていうものがある。安いものを安く食べるならいいんだけど、
100円回転寿司は高いものを無理やり安くして食べさせようとするから無理がある。
N君:
原価が違うわけだから、カッパ巻きもマグロもイクラもウニもみんな同じ100円のほうが、よく考えたらおかしいですよね。
河岸:
100円寿司もいろいろ頑張っているけど、やっぱり100円寿司は本物の寿司とは言えないよ。
寿司職人が握った本物の寿司は高いけど、それだけの価値がある。ちなみに、今日のお会計はいくらだったの?
N君:
2人で3万円弱でした。でも、今回は解説用のネタを増やすためにたくさん食べたので、ふつうに食べれば1人1万円強じゃないですか?
河岸:
回転寿司でちょっと飲んで食べたら2000円とするでしょう。
それを何回か我慢すれば、1人1万円でこれだけおいしい寿司が食べられる。
続く
だけど、それじゃ回数が減るじゃないですか。
河岸:
そもそも寿司ってそんなに頻繁に食べなきゃいけないものでもないでしょう。本当に記念日とか、
ちょっと自分をねぎらいたいときとか、そういうときに食べるごちそうでしょう。
N君:
確かに、安い回転寿司に4~5回行くより、今日の寿司1回のほうが満足感は高いかも……。
言わんや、「1人6000円はするマグロ以外は論外の寿司屋」を1回我慢すれば、ここに来れるわけですし(笑)。
でも、ランチだったらこの店でも1500円からありますよね。3500円のセットだったら、
ウニやマグロ、トロも入っています。それを考えると、「ランチこそお得」とは言えませんか?
河岸:
う~ん、そこは別に考えたほうがいいかな。高級寿司もランチは所詮ランチだから。「ディナーとは別物」と
思ったほうがいい。今日、カウンターで握ってもらったものと同等のものがランチで出てくるとは限らないよ。
N君:
実は、この記事を書くに当たって、後日あらためてランチに訪れたんですよね。ウニやマグロ、
トロも入った3500円のセットを頼みましたが、やっぱりディナーほどの感動はなかったですね。
値段も3分の1だけど、感動も3分の1みたいな。普通においしいですが、そのレベルなら、
おいしい回転寿司の中にもいくらでもあるというか。
河岸:
もちろん連載でも取り上げた「ヤバすぎる某100円寿司」と比べたら、やっぱり高級店の3500円
のランチはおいしいと思うよ。だけど、ディナーのおいしさをランチに求めることはできない。
続く
ネタも違えば、作り方も違う。たとえばウニは昼夜両方食べたけど、
夜はちゃんとミョウバンを使わない塩ウニだったけど、ランチはミョウバンを使ったウニだった。
あと、寿司の作り方も違ったことに気づいた?
N君:いや、食べることと会話に夢中で全然(笑)。
河岸:
仕事なんだから(苦笑)。ランチは忙しいせいか、仕事を効率化するために、目の前の職人さんが軍艦
なら軍艦だけを作っていたでしょ。隣の職人さんは、自分の担当するネタだけを握って、
それを寄せ集めてお皿に載せて出していた。でも、ディナーは、目の前の職人さんが、自分たちが食べるものだけを作ってくれたでしょ。
N君:
確かに、ランチのときに、目の前で作っているウニが「こっちに来るのかな」と思ったら、ほかのお客さん用でがっかりしました(笑)。
河岸:
さっきも言ったけど、寿司は目の前で握ってもらったものをその場でひとつずつ、すぐに食べるのが
いちばんおいしい食べ方なの。ランチのセットやディナーでもテーブル席みたいに、一度に
全部お皿に並べてもらったものを時間をかけて食べると、同じ寿司でもおいしさは半減してしまう。
N君:なるほど。ランチはコスパはいいけど、夜に来てもらうための宣伝的な意味もあるんでしょうね。
河岸:
ランチはお得だけど、やっぱり所詮はランチ。「それなり」で値段相応だよ。
だから本当の高級寿司では、昼も夜も同じ中身で値段も大差なかったりする。
1人1万円クラスの店なら、ランチはうまい回転寿司と大差ないことが多いと思う。もちろん「うまい回転寿司」という条件はつくけどね。
全文はソース元で
職人が消えるのには変わりないんじゃ?
高い寿司屋も偽の材料使ってるのか?
東洋経済は一体なんなの(´・ω・`)
1万円もあったら一ヶ月分の酒代になる。
走り回るガキ、大声で雑談しながら席を占領する連中、
携帯いじって席を開けないマナー違反者、職人に声かけできないコミュ障…そんな連中が「本物の寿司屋()」に訪れても、職人側・客側、双方嫌な思いをするだけ。
そんな層は金ないから行けない
ボッタクれなくなってきて焦って惨めだな
https://www.youtube.com/watch?v=CSvdym2a-JE
http://www.susinippan.co.jp/mces/index/00120
立ち食い寿司は板前が握る本物の寿司。
まぁ回転寿司はロボットが握ってバイトがネタを乗せて
いるだけだからね。
材料さえ合ってれば寿司に本物も偽物もねーよ
価格に見合う価値が無いなら自称本物も消えるのは当たり前だろ
全力で無視してるじゃねーかクソが。
回転寿司を100円だけの括りで語るなっての。
マグロなんか一発で解るくらい違う。
ただどっちにも良さがあるんだから棲み分けりゃ良いと思うけどな。
普通のすし屋で食事できるような金持ちは100円の回転寿司なんか行かない客がとられたわけでもなんでもないのに何騒いでるんだ?
引用元: ・100円の回転寿司は寿司じゃないし適正価格でもない! このままだと本物の”寿司”が消えてしまう
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